毎日の食事選びのポイントとは??
みなさん、こんにちは。
ひなた在宅クリニック山王 総務・管理栄養士の原田です。
地域の交流会やセミナーに参加した際、参加者の方から「最近食べられる量が減ってきたの。」「どんなものを食べようか悩むときがあるわ。」と普段のお食事についてご相談を受けることが増えてきました。今回は普段の食事選びのポイントをお伝えします。
☆主食・主菜・副菜が毎食取れるように意識する。
料理にはそれぞれ役割があります。次の3つを毎食食べるように意識しましょう。
主食(ご飯やパン・麺類など)・・・体や脳を動かすために必要なエネルギー源となる炭水化物が豊富です。
主菜(お肉やお魚・卵料理など)・・・筋肉や血液などの材料となるタンパク質が豊富です。
副菜(サラダや煮物、具沢山の汁物など)・・・体の調子を整えてくれるビタミンやミネラル・食物繊維が豊富です。
どれも体にとって重要な役割ばかりです。毎食主食・主菜・副菜を取れることが理想ですが、取れない料理があった時は次の時間帯の食事で取ることを意識しましょう。
それぞれ別の料理で取らなくても、丼メニューは「主食+主菜」になるものも多く、野菜が沢山入った中華丼でしたら「主食+主菜+副菜」が取れます。食べる量は少なくても、この3種類が含まれている料理を選ぶのがオススメです。
他にも野菜の入ったスープも副菜になりますし、沢山の食材を使う鍋物は3種類をまとめて取ることも出来ます。
*朝食は忙しくて副菜が取れない場合は、昼食・夕食で食べてもOKです。
まずは、これから食べる食事にこの3つが揃っているか意識するところから始めましょう♪また、前の時間食べたもの・昨日食べたものを覚えておくと自分に足りない食事が分かってきます。
☆外食している方やスーパーやコンビニで食事を買う方へ
主食・主菜・副菜を別々に選ぶ方法もありますが、お金もかかってしまうので、「野菜たっぷり中華丼」や「〇〇品目の弁当」などなるべく沢山の食材を使ったメニューを選ぶことで補うことが出来ます。
食事について悩むことも多いかと思いますが、「今日は何食べようかな♪」と前向きに食事と向き合って頂けたら嬉しいです。
食事が取れなくなってきた方に対するフォローも当院は行っておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
ひなた在宅クリニック山王 総務・管理栄養士 原田
2023年4月に入職。総務業務の他、新規患者様のご契約対応や在宅医療や食事・栄養をテーマにしたセミナーを対応。大田区・品川区・港区を自転車に乗って日々訪問しております🚲️