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在宅医療とはHOME CARE

診療風景

ご自宅に医師や看護師が訪問し、お身体の診察をすることを在宅医療といいます。だんだんと通院が難しくなってきた方、住み慣れた場所で自分らしく生活がしたいという方、色々な方がそれぞれの想いをもって在宅医療を利用しています。

『在宅医療=自宅でのお看取り、できることがなくなってしまった人が受ける医療』というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、在宅医療は必ずしも最期に向かっていく医療というわけではないのです。

病院で受けていた医療をご自宅で継続している方もいらっしゃいます。まだまだ元気だけれど一人で通院するのは難しい、とは言っても通院介助してくれる家族の負担は減らしたい、そう思っている患者様もいらっしゃいます。

どのようにご自宅での療養をサポートしていくのか、ひなたの在宅医療を詳しくご説明いたします。

医師と家

訪問の種類

訪問診療

月曜日~金曜日
定期的に診療に伺うことを訪問診療といいます。基本的には月に2回、隔週でご自宅に伺います。(例:第1,3週目の水曜日に伺います、など)
お身体の状態によっては医師の判断のもと訪問回数を増やすこともあります。

往診

24時間365日
必要に応じて臨時で診察に伺うことを往診といいます。
当院かかりつけの患者様には定期訪問に加えて、熱が出てしまった、転倒してしまった、呼吸が苦しい等の突発的な症状が生じた場合に、臨時で診療に伺います。

オフィスの様子

ひなたの訪問診療の特徴

  • ケアマネージャーや、訪問看護ステーションなど関係者と密な情報共有をすることで、適切な医療介護サービス導入に繋げます。
  • ご自宅の様子や生活環境を知ったうえで診療ができるため、医療面のみならず生活上のアドバイスもすることができます。
  • 自宅に医師が訪問するため、待ち時間がなく、通院介助をするご家族の負担も軽減されます。
  • 患者さまのみならずご家族さまともコミュニケーションをしっかりとれるよう診療時間を設定しています。
    (通常は10~15分程度、医療処置や病態の説明が必要な時は30~60分程度時間をとることもございます。)

在宅医療が受けられる方QUALIFICATION

診療風景

疾病や傷病のため、お一人で通院が困難な方が対象となります。具体的には以下のような方々が在宅医療を受けていらっしゃいます。

  • 通院が難しくなってきた方
  • 寝たきりの方
  • ご自宅での緩和ケアを希望される方
  • パーキンソン病などの難病を抱えている方
  • 入院を希望せずご自宅で療養されたい方
  • ご自宅で最期まで過ごされたい方  など

ひなた在宅クリニック山王では、病名や社会的な状況などに関わらず、どのような方でも診療させていただいております。

診療風景

また、訪問診療を利用する・しないに関わらず、以下の様なご不安を抱えていらっしゃる方は何でもご相談ください。

  • 病院嫌いでどんどん体調が悪化しているが誰に相談していいかわかない。
  • 家族が認知症かもしれない、と心配。
  • 介護負担が強く、自宅療養の限界が迫っている。
  • 病院ではがんの治療が厳しいといわれた。
  • 在宅医療の定期的な診療で状態が落ち着いた場合には、今まで通っていた医療機関への通院を再開したい。
  • いずれは施設入居や入院を検討しているけれどもそれまでは一度自宅で過ごしたい。

このような方々のサポートも精一杯させていただきます。

診療地域AREA

診療地域地図

大田区、品川区を中心とし、世田谷区・港区・目黒区の一部も訪問可能です。
訪問可能エリアかどうかお気軽にお問い合わせください。

大田区
品川区
世田谷区
目黒区
港区

診療内容TREATMENT

診療風景

ひなた在宅クリニック山王ではどのような疾患の方でも診療させていただきます。患者さん・ご家族の想いを第一に、高度な医療にもできる限り対応します。ここでは、当院で可能な検査・医療処置についてご案内します。

検査

血液検査、尿検査、心電図、エコー など
※CT、MRIが必要な場合は外部医療機関と連携します

  • 在宅輸血(赤血球・血小板)
  • 腹水穿刺
  • 胃ろう管理
  • 気管カニューレ交換
  • 中心静脈栄養
  • がんの在宅緩和ケア
  • 褥瘡切開
  • 在宅酸素療法
  • 尿道留置カテーテルの交換  など

※ほかにも必要な医学管理や医療処置は可能な限り対応いたします。

診療費用EXPENSES

料金表

こちらは、月2回の定期訪問を行った際の1か月分の料金の目安を掲載しております。

外来診療とは異なり、訪問診療では1か月分の診療費をまとめてお支払い頂いております。
保険診療ですので、各種健康保険が利用できます。

※疾患や状態に応じて費用が変動します
※月2回以上の定期訪問や臨時往診、医療処置や検査を行った際には標準負担額に加算されます
※お薬代は、別途薬局にお支払いいただきます
※障害のある方、生活保護など公的助成のある方の場合、自己負担額はより軽減されます

費用面で在宅医療は難しいかも、、、
たくさん診療に来てもらうと医療費が高額になってしまいそうで不安、、、
という方もいらっしゃるかと思います。

ご負担を軽減できる医療制度も提案しておりますので、お悩みの際は遠慮なくご相談ください。

診療開始までの流れAPPOINTMENT

電話をかける女性

在宅医療について初めての方・詳しくしりたい方はまずは、お電話もしくはメールにてお問い合わせください。

平日午前9時~午後5時

  • お電話もしくはメールにて患者様の基本情報の聞き取りを行います
  • 初診の日程を設定します
  • ご自宅に伺い診療を開始します

※初診の前後でご説明やご契約を行います。医療保険証、お持ちの方は介護保険証・介護保険負担割合証をご準備下さい。

※訪問診療をお願いするかまだ決まっていないが、まずは話だけ聞いてみたい、という方にはご自宅までご説明に伺います。遠慮なくご相談ください。

  • ケアマネージャーさんがいる場合

まずはケアマネージャーさんへご相談ください。ケアマネージャーさんが必要な情報を当院にご連絡してくださいます。

  • かかりつけの先生へのご連絡

主治医がいる場合、訪問診療を利用する旨を必ず伝えてください。主治医が訪問診療を行っている場合もあります。当院に訪問診療をご依頼いただくことが決まった際には、「診療情報提供書」という主治医からのお手紙があるとスムーズです。

よくある質問QUESTIONS

ご利用者さまからの声VOICE

イラスト

今までは体調の変化をすぐに相談できる場所がなく不安を抱えながら生活していたけれど、訪問診療をお願いしてから『何かあったときに24時間すぐに相談できる場所がある』という安心感で心が軽くなりました。

イラスト

これまでは入退院を繰り返していたのに、定期的な診療で体調が安定し全然入院しなくなった。

イラスト

自宅で最期を迎えるなんてとてもできないと思っていたけれど、在宅医をはじめケアマネージャーや訪問看護師、訪問薬局など色々な方がチームでサポートしてくれて最期まで家族でいい時間を過ごすことができて本当によかった。

イラスト

診療はとても丁寧で、診療のことだけでなく生活をする上での配慮やケアをしてくれる。通院するより家族の安心感も全然違います。

イラスト

病院からもう自宅に帰れないのかと肩を落としているときに、ひなたさんを紹介してもらった。在宅医療のことを何も知らなったけれど、周りの方々がサポートしてくださり、自宅での療養を実現できて良かったと思う。

イラスト

病院から退院したその日のうちに来て診てくれました。なにかあれば来てくれるという安心感と、自宅で過ごすことができるということから、入院中よりも本人の表情が穏やかになったように感じます。

クリニック紹介動画VIDEO

番組の1場面

診療動画

「断らない医療」患者さんと向き合う院長・田代の診療の様子をぜひご覧下さい。ひなたでは患者さんのご依頼を断わることはありません。最期の場所に関わらず、どこまでも患者さんの希望に寄り添ったサポートを致します。

そして、我々医師だけの力では患者ファーストの医療を提供することはできません。看護師、ドライバー、事務員とが一体となって、さらにはケアマネージャーや訪問看護師さんの協力をいただきながら診療にあたります。

わたしたちはよくご家族に「みなさんは頑張らないでください」と伝えています。
「頑張るのは僕たちです」

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