新型コロナウイルス検査(抗原・PCR)にご協力お願いします。
最近とても冷えてきました。
昨年度は沖縄から本島に帰ってきて初めての冬でしたので久しぶりに“冬”という季節感を味合うのを楽しみにしていましたが、蓋を開けてみたら記録的な暖冬で拍子抜けしました。
沖縄出身の妻といえば「東京の冬は意外と大したことないね」なんて軽口を叩いておりましたが、私はいわゆる気候変動というものに危機感を募らせたものです。
今冬といえば1月に入ってからは冷たい風も相まって、診療の合間の移動の際に底冷えしてしまっております。白衣の下にはユニクロのウルトラライトダウンを着ておりますが、十分に防寒できないので方策を練っています。
私は温泉が大好きなので、本来であればたまの休暇には白雪を眺めながら温泉につかって風情を感じていたところですが、目下コロナ禍第三波の真っ只中ですのでそういうわけにもいきません。
日本海側の地域は豪雪で被害を被っているとニュースで目にしますので、お見舞い申し上げます。
さてそのような中、本日中にも1都3県で緊急事態宣言が発出される見込みです。
前回の宣言時と異なりその社会的インパクトは弱いように感じられ効力に懸念がないわけではありませんが、ここで社会全体が改めて気を引き締めないと近い将来地獄絵図になるのは西浦教授の統計モデルや諸外国の姿からも明らかです。
これまでの知見からどのようなことが感染のハイリスク行為かということが徐々に浮かび上がってきています。明確なエビデンス(根拠)のないものもありますが、対策できるものはややオーバーでも対応し、職員一人一人の感染対策に努めております。もちろん、私どもが患者様宅や御施設にウイルスを持ち込むことがないよう、厳に注意して参ります。
特に発熱した患者様には閾値をさげて新型コロナウイルス抗原検査、PCR検査、インフルエンザ抗原検査を行っています(原則、私どもが普段診療させていただいている患者様が対象です)。鼻咽頭ぬぐいで行っておりますので検査には苦痛が伴いますが、できるだけ苦痛なく、また飛沫が飛散することのないように配慮しておりますので検査にご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
関係者様の新型コロナウイルス検査についてご相談いただくこともありますが、医療機関としてできる限りお応えしたいと考えています。
また、新型コロナウイルス感染症につき、過剰なまでの恐れからやや抑鬱状態になっておられる方も散見されます。
医者の仕事はバランスを取ることです。
適切な情報をお届けすことで、気の抜けた人には気を引き締めてもらうよう促しますが、過剰に心配されておられる方には“正しく”心配できるようにお手伝いいたします。
当クリニックの感染対策の取り組みなどについては、近日中にお知らせします。