新型コロナ感染の臨床診断が認められました

管轄保健所から通達があり、条件付きで新型コロナ感染の臨床診断が可能となった旨の通達がありました。

当院に発熱検査の希望があった方には、医師もしくは看護師が状況をお聞きして、その蓋然性が高いと判断された場合は、検査を行わずに新型コロナ感染症と臨床診断し、発生届を提出します。もちろん健康観察も開始します。

「検査をせずに新型コロナと診断できるのか？」と怪訝にお思いの方も多いでしょう。繰り返しになりますが診断をするのは検査キットやPCRではなく、あくまで医師の判断です。

市中にオミクロン株が蔓延する現状では、発熱、咽頭痛、咳、倦怠感などを訴えた患者が新型コロナ感染症である可能性が極めて高い（その他の感染症の可能性は低い）ので、そこに状況証拠を組み合わせて臨床的な判断（現場の判断）で診断をつけることに問題はないのでご安心ください。