衆院選投開票日ですね

衆院選投開票日ですね

2021.10.31
院長ブログ

今日は衆院選投開票日ですね。

皆様は選挙には行かれましたでしょうか?

日々往診や訪問診療で現場を駆け回る私には、さまざまな政治的・社会的な課題に直接触れています。

老後の経済問題、介護問題、孤独問題、、、。

その当事者である患者さんは、「通院困難で在宅医療」となっているので、当然選挙にはいけないわけですね。そうするとその声は政治に反映されにくい。

政治に参加できないから政治への関心がなくなり、現状を変えられない。

そういう悪循環が渦巻いているのを見て悶々としてしまいます。データでは80歳以上の投票率が優位に減少しているようです。若年層の投票率の低さはすでに知られていますが、これでは若者と高齢者に優しくない世の中になっていくのではと危惧しています。

高齢者の政治参加を可能とする仕組みを環げることも、今後超高齢化社会に突き進んでいく我が国では急務でしょう。

当然選挙に行くことに物理的な障壁のない人は、投票権を行使すべきです。(叩かれるかもしれませんが)たとえ白票を投じたとしても。

私自身投票先には大変悩みました。しかしながら、個人的な極論を言えば、誰に・どの政党に投票するかよりも、投票率を上げることこそに意義があると考えます。投票率40%での政権与党と、投票率80%での政権与党では、その緊張感の違いは明白でしょう。

 

正常化バイアスが充満している世の中ですが、1人でも多くの人が、自分の未来のために投票所に足を運んでほしいです。

みなさんの”少し先の未来の姿“と接している私の切なる気持ちです。

※いうまでもなく、特定の政治的イデオロギーに基づく所感ではございません。