たとえ難しくても、患者様の人生最後の願いを叶える手助けがしたい③

これまでに経験した在宅での終末期ケアの”難しい状況”には、以下のような場合がありました。
・がん性疼痛が強く、管理に難渋している
悪性腫瘍と言えば耐え難い痛みにさいなまれる、というのは一般的な悪性腫瘍のイメージでしょう。
一口に痛みと言っても、その原因は様々です。
以前「痛い痛い」という度に痛み止めがどんどん増やされている患者様がおられましたが、よくよくお話をお聞きすると、実は不安や絶望からくる精神的な痛み”スピリチュアルペイン”だったことがあります。この患者様はケアの中でお話をする時間を増やし、また必要に応じて不安を軽減するお薬を調整することで”身の置きどころのない痛み”がすっかり消失し、余生を大変穏やかにお過ごしになられました。
また、痛みの種類によっては、薬物治療よりもマッサージなどの手当がよく効くこともあります。
疼痛ケアについて「何が痛みの原因なのか?」ということを丁寧に分析することで、様々な選択肢を患者様に応じて選択することができるようになります。
患者様がつらい思いをされるほとんどのつらい痛みは、正しい医療で十分に取り除くことができます。
(つづく)

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